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徒然なるままに+
妄想と日々の戯言記録
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ブログに不具合があるらしい。
なので、急いで投稿しようと思う。

今日は、赤い手羽先の誕生日のはずです。
うん、おめでとう。

そして、久しぶりに残業した日です。
うん、お疲れ。

さらに。ジャイキリ、思い切り某K太さんを巻き込みたくして仕方ないです。
うん、迷惑掛けるなよ?


それでは、本日はこれにて。
では、またあした☆



拍手ありがとうございました!



せっかくなので、サザキ誕生日SS仕舞っておきます。


日も傾き、ようやくその日の執務を終えた千尋が自室に戻る。
「んー!」と机仕事で強張った体を伸ばすと「ひーめさん」と聞きなれた声が聞こえて慌てて腕を下ろす。
窓に腰掛けて夕日を背に受けているのは、日向の山賊..ではなく、立派な船を持った海賊の船長のサザキだ。

「サザキ?!」
驚いて駆け寄った千尋にサザキは「元気だったか?」と微笑む。
「うん、サザキも元気そうで安心したわ。ところで、どうしたの?」
「今日は、姫さん攫いに来たんだ」
「へ?!」
千尋は驚いた拍子に間抜けな声を漏らす。
その声を聞いたサザキは愉快そうに笑って、「んじゃ、行こうぜ」と言って千尋を抱え上げて大空に飛び立った。
丁度千尋に用事のあった那岐が部屋のドアを開けたところの誘拐で那岐は慌てて窓に駆け寄る。
「サザキ!!」
「おー、久しぶりだなー。今日は姫さん、攫ってくから後は那岐、よろしくなー」
バッサバッサと羽ばたき、そう言付けて千尋を抱えたサザキはぐんぐん高く飛んでいく。
「あんのやろー...」
那岐が低く呟くが、残念ながらこの豊葦原で大空を翔ることができるのは日向の一族だけだ。
少し前まで住んでいたあの世界とは違う。


「ねえ、サザキ。風早に言っておいた方が良かったと思うんだけど...」
長い間自分の保護者を務めていてくれた人物の名を口にする千尋にサザキはぶるりと震えた。
「いや、風早に言ったら最後だ。絶対に姫さんを攫わせてくれない。そうに決まってる!」
そんなこと無いと思うけどなー、とのんびりと言っている千尋に気づかれないようにサザキはそっと溜息を吐いた。
最大の難関があの人だと言うのに...
「ところで、サザキ。何処に向かっているの?」
「オレの船だ。姫さん、来たことないだろう?」
サザキの答えに千尋の目が輝く。確かに、千尋はサザキの船を見たことがない。彼が船を手に入れたと言うことは聞いている。
「あれだ」と暫く飛んでいると遠くに光る海が見え、その入江には大きな船が一艘浮かんでいる。
「大きい!」
「まあな!」
得意げになって返すサザキにクスリと笑った千尋に気づいたサザキは少しだけ気恥ずかしい気分になった。

船の甲板にそっと千尋を下ろせば日向の一族達が千尋を取り囲む。彼らは共に戦った仲間で千尋にとっても懐かしく、嬉しい再会だった。
「本当に攫ってきたのか...」
呆れたような声が聞こえて千尋が振り返るとカリガネが立っていた。
サザキの幼馴染で、時々貧乏くじを引いている気もするが、同じだけサザキに貧乏くじを引かせているのだからきっと彼の方が一枚上手なのだろう。
「カリガネ、久しぶり」
「ああ」と無愛想に返すが、彼は元々あまり愛想が良いわけではない。そして、彼と付き合いが深いものが見れば随分と柔らかい表情で千尋に言葉を返したのが分かる。
「だってー、今日じゃないとダメなんだって!」
拗ねたように言うサザキに「あんたいくつだよ」と何人かの彼の手下が心の中で突っ込んだ。
心の声が聞こえたのか、そう心の中で突っ込んだ彼らの頭にサザキの拳骨が落ちる。
「何で今日じゃないとダメなの?」
「だってー、前に姫さん言ってただろう?姫さんの居た世界では、生まれた日をお祝いするって。んで、贈り物ももらえるって」
まあ、言ったかも...
コクリと頷く千尋はそこでやっと気が付いた。
「あ!サザキ。今日、誕生日なの?!」
「そゆこと」
にんまり笑って答えるサザキに千尋が慌てた。
「わたし、何も用意してますよ。え、どうしよう!!」
そんな反応をする千尋にサザキはうんうんと頷き、「姫さんがここに居るだけでいいんだ」と返した。
「え?!」
「だから、攫ってきたの。姫さん、今日は一緒にメシ食べような!」
きょとんとした千尋に「姫さんは可愛いなー」とメロメロなサザキを黙殺して「今日はごちそうだ。サザキがうるさかったからな」とカリガネが言う。
「じゃあ、何か手伝えることある?」
「お?姫さんとカリガネの料理か。久しぶりだなー」
幸せいっぱいといった表情のサザキにカリガネはそっと溜息を吐いた。
まあ、『誕生日』くらいは幸せをかみ締めておけばいい。そう長くない幸せだろうから...

 

数日後、停泊中のサザキの船に贈り物が届いた。
『誕生日から遅れてすみません』という文がぺらりと1枚入っている。
その筆跡は風早のもので、開けたサザキは悲鳴を上げた。
中には、季節はずれであるにも拘わらず、やまのような土筆。そして、毎日卵料理をするしかないくらいの大量の卵。
「こ、これ..な、なあカリガネ!!」
「風早が、怒っていると言うことだろう。まあ、有難く使わせてもらう」
「え、この量...まさか、毎日卵料理ってわけじゃ...」
「苦手なもの、克服するのに丁度いいだろう」
見えていた結末なのでカリガネは何ひとつ動揺することなく、淡々とサザキ宛てに贈られてきた嫌がらせじみた..というか、嫌がらせ目的の食材を食糧庫へと運ぶ指示を出す。
「だから、風早は...」
打ちひしがれて涙を流すサザキに掛ける言葉を誰も持ち合わせて居なかった。
何せ、皆が何となく予想できていたオチだったからだ。


-------------------------------------
サザキ、誕生日おめでとう。
今回、これを書いて思った。
来年はないな...(笑)

 

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